ゲーム制作

カメラ停止の制御を強化した

横スクロールアクションでは、通常、カメラのスクロールが停止するのはマップ境界が近づいた時だけだが、マップの途中でもカメラを停止させるような仕組みを実装してみた。

疑似的な境界オブジェクトを配置することで、任意の場所で上下左右にカメラを押し出すことができる。

デモ動画はこちら。分かりやすくするために、境界オブジェクトが配置してある箇所には「撮影禁止マーク」を表示している。その個所が映り込みそうになったら、カメラが押し出されているのが分かると思う。

これは使える!

なかなか、マップデザインや演出に使いやすいオブジェクトだと思う。

例えば、折り返し地点や部屋の中などの「意味上の境界」がある部分にこれを配置すれば、見た目は綺麗だし、プレイヤーとしても余計なことを考えずに済むだろう。

また、作りにはちょっとこだわっていて、境界オブジェクトが視界に出入りする際には滑らかにスクロールするようになっている。

これのおかげで、マップの途中で視点の高さを変えるなどの演出をしやすくなっている。

前々から欲しいと思っていたが、実装が大変そうだったのでずっと保留にしていた機能だ。

以前実装した視点スライドとの兼ね合いもあって、実際まあまあ苦戦した。

ゴールデンウィークの賜物だな。

でも、濫用注意

まあ、これって悪い言い方をすればカメラが勝手に動かされる機能なので、使い方には気を付けないといけない。

頻繁にカメラをぐわんぐわん動かされると、マジで酔う。

濫用は禁物だ。