ゲーム制作

プレイヤーの動きに合わせた視点スライドを実装した

UI/UXの新しい試み

プレイヤーの進行方向や立っている向きなどに合わせて視点をスライドさせる機能を追加してみた。

まずは動画を観てもらったほうが早いかもしれない。

これ…どうなんだ?

実装してみたはいいが、ぶっちゃけかなりモヤモヤしている。

まず、これを実装した動機としては、ゲーム内の視野がそれほど広くないので、進行方向に視点をずらすことで先の見通しを良くしてプレイ体験を向上させようという狙いがあった。

実際、まっすぐ走り続けているぶんには前方の敵や地形を認識しやすいのでメチャメチャ快適だ。

問題は細かい折り返しが連続する場面なんだよなあ。

プレイヤーの向きが右に左にと頻繁に変わるため、思いがけずカメラが逆方向を向いてしまったり、かと思えば今度は見たい方向がなかなか見れなかったりと、イライラすることがある。

時折イライラするだけならまだしも(まあそれもマズイけど)、不意にスライドするカメラのせいで画面酔いとかしだしたらそれこそゲームどころじゃなくなるので困ったものだ…。

事実、プロトタイプの段階でのカメラの動きはかなり酔うものだった(笑)

やっぱりボツかなあ

画一的なアルゴリズムでカメラを自動制御しようっていう構想がそもそも無理筋だったのかね…?

下手なことをするくらいなら、大人しくプレイヤーを画面中心に固定したほうがマシかもしれないなあ。

手がけた試みが必ずしも実を結ぶとは限らないのがゲームデザインなのだ…。