ゲーム制作

ドアを実装した

移動用オブジェクトの代名詞

ゲームでマップ移動に使うオブジェクトといえば、やっぱりドアは外せない。

昨日から実装を進めていたものがある程度形になったので動画を撮ってみた。
ドアを通って部屋を行き来するデモ映像である。

こだわりポイント

2Dアクションゲームでドアというと、大抵はこんなふうにキャラクターの奥のほう(背景側)配置されがち。

ゲーム画面(プレイヤーの背面にドアがある)

しかし、今回実装したドアは、設定を変えればキャラクターの手前側に配置することができるのだ。

ゲーム画面(プレイヤーの前面にドアがある)

手前で半透明になってくれるドアっていうのは、けっこう表現の幅を広げてくれるのではないかと期待している。

まず、背面のドアでは難しかった、ドアの向かい側に広がる風景を描写しやすくなる。
ドアを開けた先がベランダなら外の景色を大写しにできるし、書斎ならドアの配置スペースを気にせず壁面を書棚で埋め尽くせる。これはラブリー。

また、部屋同士の地理的関係にねじれがなくなるので、直感的なマッピングができるという点も面白い。

あと、細かいことだが、ドアの取っ手の位置が中と外で矛盾するという問題を解決できる(笑)
まあこれは左右反転したドアを用意すれば済む話だが…


そのほかにも、動画で気づいていただけたか分からないが、実は開いたドアにはちゃんと厚みがあるのだ。
ここもささやかなこだわりポイント。

今後の予定

ドアを実装するにあたって、久しぶりにHLSLを書かなきゃいけなかったりだとか地味に手間がかかったが、出来栄えには満足しているのでとりあえずオッケー。
今後は、イベントをひとつふたつ実装して、そのあとプレイヤーの拠点となる村のデザインをしていくことになりそう。

あっ、そういえば、開発に使用しているD言語v2.100.0という節目(?)を迎えたんだった!
主なコンテンツを「ゲーム制作とプログラミング」と謳っているブログなんだし、近くプログラミングの記事も投稿したいもんだ。