Windows SDKのインストーラについて
前回、VSCodeのインストーラが2種類あって迷ったという話を書いた。
https://a3masume.com/blog/20240819-01
これを書いててもうひとつだけ思い出したのだが、そういえば、自作PCの環境構築をしている際、Windows SDKのインストーラにも少し困らされたなあ。これもメモしておこう。
Cドライブ直下に謎のdll
自作ゲームの開発にはD言語を使っているため、Visual Studioのような大仰なものをインストールする必要はない。
ただ、シェーダやリソースのコンパイルなどにある程度のツールは必要なので、Windows SDKをインストールすることに。
インストール時のバージョンは10.0.26100.1
。
とりあえずオプションに全部チェックを入れた状態でインストールしたのだが、そうすると、Cドライブ直下に変なdllが二つできた。
- appverifUI.dll
- vfcompat.dll
なにこれ?😡
調べたところ、これはどうやらApplication Verifierというツールのファイルのようだ。
インストーラのバグで一部が誤ったディレクトリに展開されてしまうらしい。
どう対処したか
Application Verifierはひとまず不要そうだったので、このdllは削除してもいいんだろうけど、仮にもインストーラで展開されたファイルだし、手動で消して不安定になったりしたらイヤだ。
そこで、「インストールされているアプリ」でWindows SDKを「変更」し、Application Verifierをアンインストールしてみたところ、幸いにも無事に削除された。
このバグについて、「二つのdllを正しいディレクトリに置きなおして、レジストリのパスも修正するとええで」という意見もあったが、まあ今回はパス。
いままでMicrosoft製品のインストーラでこんなトラブルに遭ったことはなかったので、ちょっと焦った。
これが必要なツールで起こらなくて良かった…